やさしい暮らし

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最高で最悪な1ヶ月②

流産確定した日の2日前、つわりがなくなっていた。

その日まで朝が一番つらくて気持ち悪かったんだけど、その日はなんだかスッキリ目覚めて気持ち悪いと思う時間がなくなっていた。

少し不安だったけど、まぁこんな日もあるのかな?と思っていた。

 

流産確定して、手術は4日後に予約した。

あと1週間くらい見れないのかな。。という気持ちもあったけど、たぶんベテランの院長だったからエコー見た瞬間に分かるんだろうな。

それでも奇跡起こらないかなって4日間過ごしていた。

 

自暴自棄になっていたから、もうジャンクフードとか食べまくった。

別に冷えたっていいし、葉酸も飲まなくていいやって思ったし、どうでもいいやって思った。

 

掻爬手術の日。

前日の21時から飲食禁止なので、朝はお腹ぐーぐー鳴りながら病院へ。

気持ち的には落ち着いていたんだけど、麻酔をかけるのが人生初だったからどんなんなのかなって不安だった。

すごく冷たいかもしれないけど、赤ちゃんとお別れで寂しい・・って思いがあまりなかった。本当冷たいな。

 

それでも最後の内診のとき、小さくなった赤ちゃんを見て、「あぁやっぱりダメか。・・ごめんね・・」って思った。泣きそうになった。本当は心のどこかで「心拍動いていますよ!!」なんて奇跡を少しだけ願ってた。

 

当日、掻爬手術を受ける人は私を入れて4人くらいだった。

明らかにそうなんだろうなってお互い思っていたと思う。化粧禁止だし、順番に呼ばれるし、手術の人は2〜3時間くらい待ち時間があったから。

みんな同じ気持ちだったかな。

 

時間になって病室に呼ばれて、手術着に着替えて、点滴。

その後は麻酔が効きやすくするために、筋肉注射。いたた・・・

 

30分くらいしたらすぐに呼ばれて。

ついに。

 

手術室へ。

 

こわい。

何もかもこわい。

 

深呼吸を繰り返す。

 

仰向けになって、よくテレビで見る酸素マスクして、自分の心臓の音を聞いて。

緊張してたから、だんだんめちゃめちゃ早くなって恥ずかしかった。笑

そんなこと思いながら、視界が一気に消えた。

 

麻酔かかった瞬間がわかった。

 

遠くで声がする。

 

なんだか感覚が残っている。感覚はないんだけど、あるような感覚で。

まだ麻酔かかってません!!って言おうとするんだけど、声なんて出なくて。

何も見えなくて。

 

2、3分の感覚だったけど、気がついたら「終わりましたよー」って声がする。

 

10分くらいたったのかな?

 

病室のベッドにいた。

お腹いたい。

 

眠ろう。

 

10分くらいだと思うけど、少し寝て、でもお腹痛くて目が覚めてナースに訴えた。

 

痛み止めの座薬をさしてくれた。

 

遠い遠い昔、小さい頃お母さんに座薬さしてもらったなぁ。。

なんて思い出して。

 

1時間くらい眠って、だいぶ麻酔も切れてトイレに行ったり。

 

そろそろ帰りたいと言ってOKもらって待合室へ。

旦那さんが待っていてくれた。

 

いつもと変わらない顔にホッとした。

 

結構一人で手術受けに来てる人いたけど、やっぱり終わったときに誰かはいた方がいいと思った。仕事早退してきてもらってよかった。

 

内診して、まだ子宮に血腫が残っているから数日間生理っぽい感じのが続くとのこと。

私は妊娠してから一度も出血や腹痛がなかったから、ちゃんと血が出てくるのか不安だった。。

 

また来週、術後の受診を予約して帰宅。